箒のガンプラ製作

箒のガンプラ製作室

ガンプラ製作過程の備忘録として更新していきます

MG キュベレイダムド ~マニピュレータ・塗装編~

 

箒です。

前回の最後に「次回はスジ彫り」と書きましたが、今回はダムドのマニピュレータを仕上げます。スジ彫りは並行して進めています。

 

「なぜマニピュレータだけ先に?」と思われるかもしれませんが、個人的にこいつを先に仕上げないと色々気になって仕方がなかったので塗装までやってしまいました。

 

 

前回

ho-ki-295.hatenablog.com

 

 

 

 

まずは指と関節を接着していた箇所を補強するためにパテを盛ります。

ついでにマステで仮止めしていた部分も接着します。

 

 

 

 

意外と外側からも接着箇所が見えます。

穴を埋めるためにもパテを盛っていきます。

 

 

 

 

パテを盛って、やすりで均していきます。

指1本につき3つ、10本なので30箇所。結構処理するところが多くて大変です。

アニメを流しながらのんびり進めていきます。

 

 

 

 

一通り処理し終えました。

関節パーツの形がまちまちなのが少し悔やまれるところです。

次があればもっときれいに統一感を出したいところです。(次はない)

 

 

 

 

 

持ち手をつけていざ塗装です。

まずはパテと指の境界を均すために、サフを吹いて段差を見やすくします。

伸ばした爪が自然に見えるようにするための処理です。

 

 

 

 

サフはいつも使っているエヴォです。

なんだかんだ言ってこれが一番使いやすいです。

 

 

 

 

 

 

全指をサフ吹きしました。

やはり既存の指とパテで伸ばした爪の部分に段差があります。

 

もしかしたらあまり良くない方法かもしれませんが、私はこの段差の部分に集中的にサフを吹いてあえて厚く塗ります。そのサフが固まったらやすりがけで厚くなったところを少しずつ均していきます。

おそらくちゃんと別でサフを溶いてから塗ったほうが確実だと思います。エアブラシから直接吹くと、関係ないところまでサフが乗ってしまうかもしれないので。

 

 

 

 

ということで自己流の均し方で爪と指の間を処理して再度サフを吹きます。

その他、細かい傷も埋めていきます。

 

 

 

 

とりあえずいい感じに仕上がりました。

ここまでにサフを3回ほど吹いています。

サフを厚く塗るやり方は1回だけではなかなか埋まり切らない部分があるので、少しずつ塗り重ねていきました。

 

 

 

 

本体との仮ドッキングです。爪の表現は最初に比べれば自然に見えるようになりました。いい感じです。

 

 

 

さて、サフも吹き終わったところでここから本格的に塗装に移ります。

配色は最初から決めてありました。

 

 

 

 

それがこちらのスターブライトシリーズ。

前回のジムスナⅡの内装で使用した際にそのポテンシャルの高さを買われました。

下地をブラックにすることで、暗めで重厚な金属の表現を目指します。

全体的にアイアンを塗り、手の甲と手のひらの一部をシルバーで塗り分けて情報量アップを目論んでいます。

 

スターブライトは吹くだけでプラスチックを金属に変化させてしまう魔法の塗料です。

今回も存分に活躍していただきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

まずは下地にブラックを塗ります。結構しっかり塗ります。

次にいよいよスターブライトです。

 

 

 

 

吹いてみました。

特有のラメが光ります。

ブラックの状態と比較すると結構わかりやすいです。

 

やはりいい感じに金属感が出ています。

光源の問題でシルバーっぽく見えますが、実際は結構アイアンです。

もともとの色にも近く、そのまま金属にした、といった感じがします。

 

 

 

 

 

ということでアイアン塗装は完了。

爪と指の境界もきれいになり、自然です。かなり尖っていますね。

 

次にシルバーの塗り分けです。

対象箇所は以下の通り。

 

 

 

 

手のほうはモールドがたくさんなのでもっと塗分けても良かったのですが、あまり多すぎてもマスキングの時間がかかるのでシンプルにまとめました。

これに加えて、各指の関節パーツも対象とするので

 

 

 

 

各指をマスキングしました。

個々は簡単ですが、数が多いと大変です。

 

 

 

 

塗り分け完了です。

やはりただモールドがあるだけではなく、色分けされていると情報量が上がっていい感じです。とても気に入りました。

 

 

 

 

ということでマニピュレータの塗装は完了しました。

光源の影響で塗り分けがあまりわからないかもしれませんが、各指の関節はシルバーです。

 

関節パーツの粗は目立ちますが、まあいいでしょう。

こだわりすぎると先に進みませんから。

 

 

 

 

無塗装素組み状態の本体と完全塗装後のマニピュレータのドッキング状態。

こっちの写真は少し色分けがわかりやすいですかね。右手の手のひらとか左手の指関節とか。

これで心置きなく本体に取り掛かれます。

 

 

ちなみに写真では色も相まって重厚な感じに見えますが、実際は耐久力が結構低いです。爪の加工をしている最中に先端が折れたり、関節パーツが根元からぽっきり折れたりなど、かなりの試練を乗り越えてようやくここまで来られました。先に私の心が折れなくて本当に良かったです。

 

 

 

次回は並行して進めていたスジ彫りを終わらせたいと思います。

結構新規が多くて大変っぽいので集中していきたいです。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

これまで作ってきたもの一覧です。

ho-ki-295.hatenablog.com

 

塗装や製作道具についてまとめました。

ho-ki-295.hatenablog.com

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