HGUC ジム 製作過程② ~エッジ処理~
こんにちは。箒です。
今回はエッジ処理を行っていきます。
……と言いたいところですが、早速問題が発生したため今回は途中で一旦止めております。何が起きたのかはこれからご説明します。
前回
目次
- とりあえず見よう見まねでやってみた
- 問題 その1 ~バンダイエッジがわからない~
- 問題その2 ~噛み合わないパーツ~
- 問題 その3 ~やすり掛けが疲れる~
- 問題その3の解決
- 塗装や製作道具についてまとめました。
とりあえず見よう見まねでやってみた
素組み一筋だった自分が初めて加工に挑戦! ということでエッジ処理をやってみます。
使用する道具は400番の紙やすり。最初なので粗めにかけましょう。
バンダイエッジを見極め──とここで早速問題発生。
問題 その1 ~バンダイエッジがわからない~
バンダイエッジとは小さい子がプラモデルで遊ぶ際にけがをしないようにエッジ部分に追加した新たな面のことです……と用語としては 知っていても実際に見てみるとよくわかりません。
もちろん確実に「あ、これがバンダイエッジか!」とわかるものもあります。しかしバンダイエッジと一緒にされがちなものがあります。C面です。
つまりC面とバンダイエッジの違いがいまいちわからないのです。
明らかに不必要なバンダイエッジと、あえて残してあるC面。ここの処理を間違えると逆に不格好になってしまいそうで、少しためらってしまいます。
たとえばこのパーツとか。単純に考えてしまった自分は、とりあえず角ばっているところをやすりがけしてみることに。
こうなりました。悪くはないんじゃないかな……?本当にこれで合っているかどうかはわかりませんが……。
比較してみるとこんな感じに。まあそれっぽい。 いいのかな?
このランドセルとか自信ない。
幸いにして近日、プラモデルのワークショップに参加することになっているので、そこで講師の方に聞いてみようと思います。
そしてさらに訪れる問題が。
問題その2 ~噛み合わないパーツ~
ふたつのパーツが組み合わさってひとつのパーツになる場合、片方ずつ処理を行うと長さだったり幅だったりがちぐはぐになる危険性があります。
以下、失敗例です。
先ほどのパーツですね。片方ずつエッジ処理を行ったので、左側のほうが少し削りすぎてしまって高さが合っていません。
こういうパーツは先に合わせ目消しを行い、ひとつのパーツにしてから処理を行うと良いでしょう。これは右足だったので左足のほうはこの失敗を活かし、先に接着してから処理しています。
と、考えながらやすり掛けをしていたら更なる問題が。
問題 その3 ~やすり掛けが疲れる~
自信を持って「ここはバンダイエッジだ!」と断言できる箇所に絞ってエッジ処理を行っていましたが、これが意外と時間がかかります。やはりプラモデルは立体物なので1つの部品にエッジが1箇所だけということは少ないです。大抵、2,3箇所、腕などになると各辺ごとに処理を行うため、計4箇所の処理を行わなければなりません。
これすべてにやすりをゴシゴシ掛けるのはなかなかに大変……。効率的な方法はないものか、と探しているうちに見つけました。
問題その3の解決
超硬スクレーパーという代物。かんな掛けの要領で不要なエッジを削っていきます。これは結構楽。
これはピンバイスに装着して使用する道具です。どちらも1000円ちょいで買えますので、1本あるとかなり効率化できます。使い方は別記事で。
というわけで、一通り掛け終わりました。バンダイエッジとC面の明確な見分け方がわかり次第、またお伝えできればと思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
次回
塗装や製作道具についてまとめました。