MG ジム・スナイパーⅡ ~改修・クリアランス処理~
箒です。今回はMGジムスナイパーⅡの改修3回目。
クリアランス処理を行っていきます。
前回
クリアランス処理が必要な箇所を特定するときは、いつも素組みした際にチェックしていましたが、今回は製作中とは別にもう一体素組みが存在するので、これを見ながらチェックしていきます。超便利。
どんな機体でもクリアランス処理が必要な箇所はだいたい決まっているものです。
それは肘と膝を軸として曲がる箇所です。
今回もご多分に洩れず、やはりここか!と処理が必要な箇所、前回メタルパーツを埋め込んだふくらはぎのパーツを見つけましたが、ここでひとつ落とし穴が。
MGは外装だけでなく、内装にも注意する必要があります。
これはふくらはぎの内装です。ここも対象になります。
また、太ももの内装も写真のように可動するため、ここも少し処理が必要になります。
おそらく放っておくと膝を曲げる度に塗装が剥がれ落ちてくると思われます。おお、怖い。
ということで、クリアランス処理が必要な箇所にはこのようにマーカーで印をつけました。こうすれば忘れることはありません。
対象箇所は以下になります。
- ショルダーアーマー 外装・内装
- 前腕部
- 二の腕
- 太もも 外装・内装
- 膝部 内装
- ふくらはぎ 外装・内装
- バックパック
処理に使う道具は紙やすり400番。超硬スクレーパーで地道にかんな掛けしてもいいかなと思いましたが、思ったより削れなかったので「どうせ見えない所だし……」と思い切って400番という粗目で削ることに。
処理後がこちら。
マーカーで付けた印が完全に消えるくらい削れば大丈夫でしょう。
次回はパーティングライン処理、ヒケ処理、やすり掛けなどの表面処理を行います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回
塗装や製作道具についてまとめました。