HGUC ジム 製作過程① ~素組み~
こんにちは。箒です。
ガンプラ製作に必要な道具一式を揃え、塗装環境もバッチリ。
格好良いガンプラ作ったろうやないか!
と意気込むのは結構なことですが、まずは道具を使うことに慣れなければなりません。今の自分は道具を揃えて満足しているだけの普通の人です。
今回はガンプラ製作入門として、HGUCジムを製作していきます。
ネットの評判では
「パーツが少なくてガンプラ初心者におすすめ!」
「簡単にできる!」
という初心者向きの意見があったり
「最初だからって安易にHGジムを薦めるのは良くない」
「初期HGだから可動も色分けもあまり良くない」
と否定的な意見も見られます。
個人的な意見を言うと「最初は好きなMSを作るのが1番!」です。
何かのきっかけがあってガンダムを観始めたり、ガンプラを作りたいと思ったはずなので、そのきっかけとなった機体や作中で好きになった機体を選ぶ方が作るときも楽しめると思います。
しかし今回はHGUCジムです。何故これを選んだか。理由は以下です。
- 安い (500円程度)
- 簡単に作れる (製作時間:1時間)
- 初期HGなので合わせ目が出る (合わせ目消しの練習)
- 同様に色分けがゆるい (塗装の練習)
- ジムが好き (重要)
本格的なガンプラ製作・塗装の練習台としてはHGジムの短所はすべて長所となるのです。逆に最近のHGは素組み派の方に配慮されているため、色分けが細かかったり合わせ目が段落ちモールド化していたりと、あまり練習にならないことが予想されます。
あと、ジム好きは超個人的なことです。1番好きなジムはジム・スナイパーⅡです。いつか作ります。
早速作っていきます。まずはパッケージから。
シンプルなデザインながらも哀愁を感じます。私だけでしょうか。
説明書です。パッケージ側面や説明書内の完成品見本はもちろん塗装済みですが、改めて見ると完成度が高いです。自分もこれくらいきれいに作れるのだろうか、と今から心配になります。
ランナー数はAとB、ポリキャップの3枚。あとで気付いたのですがコックピットハッチ用の黒いシールが見当たりませんでした。最初から入っていなかったのか、失くしたのか……。今回は全塗装するのでシールはあまり関係ありませんが、こういうこともあるので最初の部品確認はしっかりと行いましょう。
脚です。腿と脛の部分にはそれぞれ合わせ目が出ます。いい練習台になりそうです。
脚は後ハメ加工が必要なものも多いですが、HGジムは関節があまり曲がらない代わりに後ハメ加工不要となっています。これは嬉しいところですが、個人的には後ハメ加工の練習もしてみたかったです。
と思っていたら胴体の製作時に後ハメ加工が必要なものが……!良いぞ。
腹の白い部品を胸の赤い部品で挟むのですが、普通に組んでしまうと塗装が面倒になりますので、それぞれ塗装した後にはめ込む形に加工します。後ハメ加工については別記事で。
素組みが完成しました。ゲート処理は行っていません。少しだけバリが残っています。
HGジムは丸みがあり、格好良いというより可愛い出で立ちとなっています。これが好きなんです。
シールドを正面に構えられるのもGOOD。意外と保持力があり、驚きました。
スプレーガンを持つ持ち手も存在します。
シールドはランドセルにマウントすることもできます。
左手には平手が付きますが、この平手、かなり完成度が高いです。近年の平手と比べても遜色ないのではないかと思うほどです。造形がかなり細かくできています。
ビームサーベルは白一色。パーツも1つだけです。これはぜひ蛍光ピンクに塗りたいところ。ランドセルに刺さっているビームサーベルの柄は最近のものとは違い、先端が埋まっています。クリアパーツを刺すことができません。
素組みした感想ですが、やはり早い。1時間弱で完成しました。
初心者向けというのは間違いありませんね。最初に「好きなMSを組んだほうがいい」とは言いましたが「好きなMSがクシャトリヤなんです!」とか言い出す方にはまずこちらで製作のいろはを学んでから挑戦していただいたほうが良いでしょう。(ガンダムを知らない友人に「クシャトリヤ格好良い」と言った方がいました)
そしてパーツが白くない……! クリーム色というか……若干緑がかっていて目には優しいけど……。なるほどこれは要塗装です。
最後に……やっぱり可愛い。私はブンドド派ではなく、完成したら飾る派なのですがこれは様々なポーズを決めて飾りたいですね。いや、もしかしたらディテールアップの過程で格好良くなるのだろうか……などと夢想しながら素組みを終えました。
次回から各部品ごとに加工を行っていきます。
正直、初めてのことなので失敗の連続だと思いますが、楽しく続けていければと思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
次回
塗装や製作道具についてまとめました。