MG ジム・スナイパーⅡ ~改修・スジ彫り~
箒です。引き続きMGジムスナイパーⅡ製作を行っていきます。
今回から改修に入ります。
前回
改修内容は以下になります。
- スジ彫り
- メタルパーツ用の穴あけ
- クリアランス処理
- やすり掛け
- ヒケ処理
- パーティングライン処理
今回はスジ彫りを行っていきます。既存のモールドを彫り直すのはもちろん、新規モールドも彫っていきます。いきなり自分の勘に頼って適当なモールドを彫って失敗してもアレなので、以下のサイトを参考に製作しました。
参考サイト
とりあえずパーツを全部切り出しました。
今のところ頭・胴体・腕・脚などの部位ごとに分け、さらに内装と外装に分けて保管しています。あとで塗装する色ごとに分けます。
スジ彫りですが、左右対称にあたりを付けることに若干苦戦したので、自分なりの解決法を載せておきます。自分なりと言いながら、結構この方法で行っている方が多い気がするので割とメジャーな方法かもしれません。
最初にあたりとなる線を引きます。最初に引いた線が逆側の基準になるので、ここは慎重にならずに思い切って引いてしまいます。それっぽい線が引けました。
その上にメンディングテープを貼ります。ダイソーのものを使用しています。
シャーペンでモールド線を、鉛筆でパーツの輪郭を書きます。
テープを剥がすとこんな感じで写し取れます。
これをプラ板に貼り付けます。プラ板は0.3mmのものを使用しています。切断しやすいのと、薄くてしなるので曲面でも対応できるというのが理由です。
プラ板を切り出しました。何回かやってみてわかったのですが、テープの輪郭通りに切り出すと若干大きくなるので線の内側を意識してデザインナイフを当てるといいかもしれません。
これでテンプレートが完成したので、逆側にも反転した線を引けます。
最終的にはこんな感じの出来になります。あとはこの線に沿ってスジ彫りを行っていきます。スジ彫りにはタガネ0.2mmとスジ彫りガイドテープを使用します。
この調子で他のパーツにもあたりを付け、新規モールドを彫っていきます。
ショルダーアーマーや前腕部にも同様にテンプレートを作成して線を引いていきます。前腕部の突起型丸モールドはメタルパーツ化してみたいですね。
今回新規モールドを追加した箇所は以下になります。
- 胸部
- ショルダーアーマー
- 前腕部
- 二の腕
- フロントアーマー
- リアアーマー
- 膝部
- 脛部
- 脚部スラスターカバー
広範囲に渡ってモールドが存在しない、シンプルな箇所にアクセントとして追加した感じになります。多すぎてもアレかなと思ったので、今回は様子見です。これで少ないと感じたら次回からはさらに追加したいと思っています。
新規モールドに加え、既存のモールドの彫り直しも行っています。
これで塗装後のスミ入れの際により際立った線になり、目立つようになります。
今回はここまで。次回はメタルパーツ用の穴あけを行っていきます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回
塗装や製作道具についてまとめました。