箒のガンプラ製作

箒のガンプラ製作室

ガンプラ製作過程の備忘録として更新していきます

HGUC ガンダム 製作③ ~合わせ目消し~

 

 箒です。

 合わせ目消しを行っていきます。

 HGUCガンダムのパーツは優秀なので、元々合わせ目は少ないほうなのですが、だからこそ少ない合わせ目をしっかり消していこうという試みです。

 

前回 

 

ho-ki-295.hatenablog.com

 


  合わせ目消しは、ジムとシアクアンタでは行いましたが、ヴィダールでは行いませんでした。というのも、ヴィダールはその処理が必要な箇所が結構多かったんですよね。なので割り切って処理を行いませんでした。

 極端に合わせ目が出るというなら行ったほうがいいですが、すべて処理する必要もないのではないかというのが持論です。目立つところだけ行い、後は割り切る。このスタンスで進めていきます。

 

 HGUCガンダムの合わせ目消し対象箇所は

このくらいでしょうか。

 他には腕パーツも対象ですが、こちらは合わせ目がモールドになるので問題ありません。(念のため接着はします)  後述しますが、そもそもキット自体がそのように合わせ目が出たとしてもそのままモールドになるような作りになっているので、そこまで意識するほどのことでもありません。

 

 合わせ目消しには接着剤が必要ですが、基本的にはタミヤリモネンセメントを使用しています。あのオレンジの香りがする接着剤です。

 

 

 まずは頭部から。

 

 

 前回、後ハメ加工しているので、接着してしまっても問題ありません。

 今まで400番でやすり掛けしていましたが、結構削れてしまうので800番に替えてみました。これくらいがちょうどよかったです。 

 

 

 

 武器です。モナカ割りなので真ん中に合わせ目が出ます。

 正直、今の段階では合わせ目が残っているように見えるところもあるので、これはサフを吹いてから消えているかどうかを判断したいところです。

 

 

 

 脚です。ふくらはぎの部分は結構はっきりとした合わせ目が出るので、処理していきます。

 

 HGUCガンダムのパーツが優秀な点は以下のようなところです。

 

 

 先ほどのふくらはぎのパーツに膝から脛にかけての1パーツを嵌め込むのですが、その際に現れる合わせ目がそのままモールドとなるのです。発想の逆転というか、アイディア勝ちというか。とにかく良いですね、これは。

 

 

 ぱっと見ではわかりませんよね、これ。

 

 ただ、ここもそのままにしておくとモールドの彫り直しができないのと、

 

 

 結局、膝の裏側に合わせ目が出るのでここも接着していきます。一旦、モールドが埋まってしまいますが、またスジ彫りでモールドを作成すれば良いので特に問題ありません。

 

 

 ここまでで一息つきますが、あと少し処理を行います。

 合わせ目の隙間が少し大きめのところには黒い接着剤と×3Lの混合剤を使用します。

 

 

 

 どっちも接着剤には変わりないのですが、黒い接着剤のほうは高粘度(粘々、結構伸びる)、×3Lは低粘度(さらさら)のため、混ぜ合わせることによってちょうどいい粘度の接着剤として運用できます。

 これを流し込むには針金が良い、という評判をよく見かけますが、つまようじでも十分です。針金を買う気にならなかっただけ。

 

 

 先ほどの膝裏の合わせ目に流し込んでいきます。盛りすぎのように見えますが、

 

 

 やすり掛けすることで合わせ目に流れ込んだところ以外は削れるので問題ありません。

 黒い接着剤を使用することで流れ込んだところが一目でわかるので、やはりこれはおすすめです。

 

 

 また、肩パーツも合わせ目がモールド化する仕様なので、こちらも一旦接着してからモールド彫り直しという対応に。

 なんでここ隙間できるんだろう……個体差……? と思っていましたが、単純に素組みの段階でダボ穴処理しており、ちゃんと嵌らずに浮いていただけでした。

 

 

 こちらもやすり掛けしていきます。

 

 

 

 

 バズーカの先端との繋ぎ目にも合わせ目が出るのでこちらは黒い3Lで対処。

 

 

 

 

 次回は既存と新規のスジ彫りを行っていきます。

 ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

 

塗装や製作道具についてまとめました。

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