HGUC ジム 製作過程⑩ ~スミ入れ~
こんにちは。箒です。
今回はスミ入れを行っていきます。前回、塗装が終わり、念のため1日乾燥期間を置いてからの実施になります。
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目次
スミ入れ方法の検討
素組みからのスミ入れではガンダムマーカー流し込みスミ入れペンをメインとし、一時期はシャープペンを使っていたこともありました。
今回はアクリル塗料で塗装しているため、その上からスミ入れするとなると、根本的なアプローチから変える必要があります。
ということで私が取ったスミ入れ方法はこちら。
エナメル溶剤でのスミ入れです。左からブラック、ライトグレー、ブラウン……
ですが、ライトグレーとブラウン、全然それっぽく見えませんね。
ということで攪拌……!
それっぽく見えるようになりました。
白いパーツにはグレーを、赤っぽいパーツにはブラウンを、暗いパーツにはブラックを、が基本のスミ入れなので3つ用意してみました。
スミ入れを実施してみるも……
早速、スミ入れを行ってみることに。まずは白いパーツから。
胴体部分ですが、こちらのモールドにライトグレーのエナメルを流し込んでみます。先ほどの溶剤が入っている瓶の蓋の裏には筆が付いていますので、そのまま使えます。
さあ、実食……!
……? 変わりません。というかこれ、ライトグレー薄すぎませんか。流れ込むところは見えましたが、表面的にたいした変化が見られないのでこれは良くないかもしれません。
試しにこちらの首部分のモールドにはブラックを流し込んでみます。
どうでしょう……?
いい感じ……! もうブラックでいいじゃないですか。
ということで元パーツの色に関係なく、ブラックでスミ入れすることに。素組みのときはグレーとブラックを使い分けていたのですが、これはあのエナメルの色の影響でしょうかね。
腰部分。いい感じです。はみ出ているところはあとでふき取ります。
塗り分けの結果
そういえばマスキングしたところを剥がして、塗り分けがきちんとできているかどうか確認してみましょう。
まずは足部分から。
ぱっと見いい感じですが、細かなところはやはり甘いですね。この失敗を糧に次はマスキングゾルを使って、細かな塗り分けをしていきたいです。
足裏です。遠目から見るといい感じです。(2回目)
スミ入れですが、既存モールドが甘いので流れ込んでいきません。これは素組み段階から彫り直したほうがいいですね。そこまで深くしなくてもいいですが、少しけがくだけでもおそらく大きく変わる気がします。
スミ入れで感じたこととしては、最後の甘い既存モールドですね。実は彫り直しは行ってはいましたが、全部となるとかなり時間がかかるので表面的に見えるいくつかに絞って行っていました。ただ、最後のスミ入れで苦労するくらいなら、最初に簡単にでもいいから彫り直しておいたほうがいいなと感じました。要検討です。
次回はスミ入れではみ出た部分を修正した後、つや消しを行っていきます。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
次回
塗装や製作道具についてまとめました。